文房四宝に思うこと

今の文房四宝は本当に宝ですか?


食品や衣料品の多くが、海外からの輸入に頼っています。
日本には良い物が沢山あります。でも国産だけでは足らないから輸入するのですか?
伝統は長く伝わる中で技術が発達し、多くの名品を育ててきました。
当然価格が高くなります。でも良い物は日本の気候風土・文化の中で生まれてきました。

紙一つとっても、酸性雨の影響下で100年200年保管できる紙は出来るのでしょうか?
毛筆の素材の多くは海外からの輸入に頼っています。
江戸筆の原点の馬毛でさえ、農家で田んぼを耕す馬がトラクターに代わって姿を消したため、現在はカナダやアメリカからの輸入に頼らざるを得ません。また、原毛を下ごしらえするする職人さんも居なくなり多くは中国に依存しています。
羊毛(中国産の山羊毛(さんようもう)も、加工された状態で日本国内に入って来ます。
加工されればされるほど、筆の寿命や書き心地に影響が出てきます。
ベストなのはなるべく手付かずの原料で筆を作ることですが、残念ながら入手が困難になってきています…。

物作りの原点は素材の選別から始まります。
まず、良い原料をどう入手するかが問題です。次にどう加工するか?ですね。

今が大きく変わる大事な時期です。
良い物を作っていきたい……それが出来る最後の時期かもしれません。

いつまでも職人のこだわりにお付き合いください

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